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スモールボート

 この艇は私の愛艇です。もう8年も前に広島から岡山を経て西宮に持ち込んだ時の写真です。その後

いろいろと工夫を加えて乗りつづけています。

ニュージーランドのアラン・ライト設計艇で、ペーサー7.3というトレーラーセーラーです。センターボーダーで、ラダーも引き上げられます。

 私がクルージングに行くのは瀬戸内海で、多くの島や砂浜があります。そういう砂浜に乗り上げてキャンプクルージングをしたい、というのがこの船を選んだ決め手でした。ただ、その目標はまだ果たせていません。

 定年退職前後に夢の実現のためにセーリングクルーザーを購入する動きが高まった時期がありました。いわゆる団塊の世代が55歳ぐらいの年齢に達した20年前ぐらいに始まったと思いますが、今は少し落ち着いているようです。セーリングの経験に関わらず30ftクラスの中古艇が随分もてはやされました。

 それらのオーナーは時間を経て高齢化が進み、30ftの艇を持て余されているケースも見受けられます。身体能力の低下からサイズダウンをされるケースも出てきています。数年のオーナーとしてのセーリング経験と知識の獲得から、ご自身のセーリングスタイルを見定めてデーセーラータイプの雰囲気のある艇に転向される事もあります。年齢だけでなく社会とご自身の経済的背景の変化や、単独や少人数でのセーリングの傾向も高まっています。 

 そのような事情から、

 

 

ヨッティングには幅広い楽しみがあり、セーリングよりキャビンライフを楽しみにされる方は広く豊かなキャビンと、充実した設備が必要になるでしょう。