Swallow YachtsからBay Cruiser 21が登場

クラシカルなデザインに最新の建造技術や材料を使って、操船が容易で高性能な小型のセーリングクルーザーを発表してきたスワローヨット社(ウエールズ/英国)から、これまでの経験と実績の集大成としてベイクルーザー21が発売されました。ウオーターバラストとセンターボードの仕様はこれまでと同様にトレーラーセーラーとして踏襲しています。マストの起倒もカーボンマストの採用で一人で容易に可能です。軽い艇体(ドライで600kg)に400リットルの水をタンクに入れると、十分な復元力を得られます。軽風時には水を入れず軽快に、吹き上がってくればタンクをフルにして安定した帆走が楽しめます。6人がゆっくり座れる広いコクピットや、2名が横になれるキャビンなど、コースタルクルージングや浅い水域への侵入や、砂浜へのビーチングまで幅広い楽しさを追求できます。

長い水線長と、十分なセールエリアでセーリングを楽しんで頂けます。

キャビントランクの両側にサイドデッキを設け、前後の移動を容易にしています。バウデッキには高めのブルワークで、安全性とクラシカルな美しいシアーラーンを表現しています。カーボン製のリトラクタブルバウポールにてジェネーカーランも可能です。コクピットはセルフドレイニングでティラーの下に6馬力の船外機がセットでき、キックアップすると船底のフラップで成流されます。船尾のラダーはキックアップ可能でセンターボードアップと合わせて、喫水は23cmとなりビーチング可能です。カーボン製のマストとブームは軽く復元性を高め起倒も大変容易です。これには大き目のローチを持つパワフルなラフスライダー式のフルバテンメインが展開されます。小さめのジブはローラーファーリング式で、容易なセーリングが楽しめます。

 

簡潔ながら、2名がゆっくり横になれるキャビンはオーバーナイトクルーズにも適応。シートクッションやサイドのキャンバスバッグ、簡易トイレのポータポッテなどはオプションです。小型艇でのキャビン内でのクッキングは危険度もあるので設備されていません。センターボードケースも居住性には影響が小さいようにデザインされています。