ライズマリンは、デンマークのXーヨット社と、ドイツのデヘラーヨット社のローカルエージェントです。

この2つのブランドは135イースト社が長く日本の代理店として活動をしており、ライズマリンは135イースト社の下で販売をしています。この2社のヨットは共にパフォーマンスクルーザーとして開発と建造がなされているヨーロッパでも、長い実績を誇り、その品質と帆走性能は常に高い評価を受けてきました。

 ライズマリンは特にXーヨット社とのコミュニケーションを現在でも担当しています。技術的なバックアップやスペアパーツの供給も担当しています。

     両社の製品の詳細は、135イースト社とビルダーのサイトを御覧ください。

 

 

 

  Xーヨット社は1979年に3人の野心に満ちたセーラーで設立され、2019年に40周年を迎えました。

設計者のニールスとボートビルダーのラースのイエッペセン兄弟と、同じくボートビルダーのビルガーハンセン

の3人はX-79を皮切りにデンマーク国内のレースに連勝する事でその基盤を固め、続くXー99の大成功で北欧を中心に国際的なヤードとなりました。IORの隆盛時にトンカップレーサーでの勝利は、高性能な艇体をプロダクション化する事で大きく発展しました。またこの時期に優れた建造技術を蓄積しました。あまりにもレーストラックでの成功が華々しかった事からXーヨットはレース艇とのイメージが強かったのですが、現在では長距離クルージングを速く快適に楽しめるXcラインや、セーリングそのものを楽しむXpライン、そして2つの性能を併せ持つ究極のクルーザーとしてのXラインを並べワンクラス上のプレミアセーリングクルーザーの評価を欲しいものにしています。

 ヨーロッパ市場でパフォーマンスクルーザーにおいて

最も支持されるブランドの地位を誇っています。


 

 

 

 

 ドイツのデヘラーヨット社は1963年にデュッセルドルフ郊外のフライノールという谷間の町に生まれました。創業者のウイリーデヘラー氏はFRPの成型品を製造する工場を経営していましたが息子のためにFRPのディンギーを建造して与えました。後に470クラスを製造するにまでなり、オランダのバンデシュタット設計事務所との共同で、小型のセーリングクルーザー建造に乗り出しました。3/4トンカップ世界選手権でdb-1とdbー2という34フィート艇が優勝し、このプロダクション艇とDehler-34が大成功を納めました。息子のカールはこれらの艇で、勝利する事で同社の名前を高めたのです。日本にはdb2がドイツ展で展示された事から、135が輸入する事になりました、ヨット製造界の本田宗一郎氏とも言えるウイリーデヘラー氏のアイデアにあふれるその後の開発艇は高評を博しました。現在デヘラーブランドはハンゼヨットの傘下にあり、パフォーマンスクルーザーとして位置付けられ、レースヨットでの評価が高いユーデル/フローリックデザインでラインアップを形成しています。創業時の情熱はそのまま受け継がれています。